原田マハさんの本はやっぱり好きだ。
読むたびに引き込まれていくし、実際にそこに行ってみたくなる。
今回は”まぐだら屋のマリア”
夢を叶えるために老舗料理店で下積み修行を重ねる少年の、
夢破れる人生。
人生を諦めようと思ったのに、生きる道を選んだのは
自分を助けてくれた人がいたから。
有名な老舗料理店で最高のおもてなしをすることも大切なのだけれども、
日々のご飯がカップラーメンでは意味がない。
上司に怯えながら耐えるのも違うと思う。
それよりも、小さな料理屋さんで地元の人たちを喜ばせることができる定食を提供した方がどんなに幸せだろうか。
適材適所という言葉があるように、その人に合った場所で自分の幸せを見つけることは本当に大事だと思う。
自分も適材適所を見つけられたらなぁ。