カレンダーを見てみると、今日は「香りの記念日」だそうですね。
この「香りの記念日」は、1992年(平成4年)に石川県七尾市が制定した記念日です。
七尾市は能登半島の中央に位置するまち。
1992年10月30日、七尾市で第7回国民文化祭「世界香りのフェアIN能登」が開催されました。
これを機に記念日を制定し、市を挙げて香りの文化を伝えています。
我が家にも、香りのするものはないかと探してみました。
息子が通っている公文の先生から頂いたカーネーション。
香りなんてするのかなぁ、なんて思っていたのですが、このカーネーションは匂いはありませんでした(^^;
ですが、カーネーションは実は「香らない花」ではありません。甘い匂いがするそうです。
匂いの中心はユゲノール、オイゲノール。
ユゲノールがどんな匂いかと言いますと、クローブ(丁子)というスパイスとも、正露丸とも、歯医者さんの消毒の匂いとも言われています。
オリエンタルタイプの香水には重要な素材なのです。
これらの香り成分は開花した直後は確かに発散するのですが、採花して2日も経つと大きく減少してしまうのです。
ですので、産地から消費者の手元に届くまでにはほとんどの香りは失われたような状態になっているのでしょう。
私も開花した直後のカーネーションの香りを感じてみたくなってきました。
皆さんもぜひ、香りの記念日にちなんで素敵な香りをお探しくださいね。